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顎がカクカク。顎関節症かも!?歯ぎしりとの意外な関係とは??

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2025年6月24日

顎がカクカク。顎関節症かも!?歯ぎしりとの意外な関係とは??

渋谷歯医者矯正歯科の澤田です。

本日のブログのテーマは『顎がカクカク。顎関節症かも!?歯ぎしりとの意外な関係とは??』です。

「口を開けると顎がカクカク音がする」
「朝起きたときに顎が疲れている感じがする」
その症状、顎関節症かもしれません。

そしてこの顎の不調は多くの場合「歯ぎしり」や「食いしばり」が深く関係しています。
今回は、渋谷の歯医者として、顎関節症と歯ぎしりの関係や対処法について詳しく解説します。

顎関節症とは?

顎関節症は、顎の関節やそれを支える筋肉や靭帯に異常が起こることで、痛みや違和感が出る病気です。
10〜30代の女性に多く、主な症状は以下の通りです。

この症状は、日常生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。

顎関節症の原因は、不適切な噛み合わせ、歯ぎしり、食いしばり、過度のストレス、外傷などがあります。これらの要因が顎関節症を引き起こし、痛みや機能障害がでます。

歯ぎしり・食いしばりと顎関節症の関係

顎関節症の原因は複数ありますが、特に多いのが「歯ぎしり(ブラキシズム)」や「食いしばり(クレンチング)」です。

夜間無意識に行われる歯ぎしりや、日中のストレスによる食いしばりは、想像以上に顎や歯に強い力を加えています。
関節や咬筋に過度な負担を与え、顎関節のクッションである関節円板がずれてカクカク音が出るようになり、筋肉の緊張が続き、頭痛や肩こりの原因になる。

つまり、歯ぎしりや食いしばりが続くことで、顎関節症の発症リスクが高まるのです。

歯ぎしりのセルフチェック

次のような症状がある方は、歯ぎしり・食いしばりの可能性が高いです。

気づかないうちに毎晩のように歯ぎしりをしている方も多く、放置すると歯や顎に深刻なダメージを与える可能性があります。

顎関節症と歯ぎしりの治療法

1. マウスピース(スプリント)療法
夜間用のマウスピースを装着することで、歯ぎしりによる力の負担を分散し、顎関節を守る治療法です。
歯を保護するだけでなく、顎関節の正しい位置をサポートする効果も期待できます。

2.ボトックス治療
咬筋にボツリヌストキシン注射をすることで、咬筋の緊張を抑制し、歯ぎしり、食いしばりの負担を軽減します。

3. 咬み合わせの調整
噛み合わせが悪いと特定の歯や筋肉に負荷がかかり、顎関節症の原因になることがあります。
必要に応じて歯の高さ調整や矯正治療を検討します。

4. ストレス管理と生活習慣の見直し
ストレスが歯ぎしりを引き起こす要因になるため、心身の緊張を和らげる工夫も重要です。
寝る前にリラックスする習慣をつける。
デスクワーク中の食いしばってないか意識する。
筋肉の緊張を和らげるマッサージやストレッチ。

まとめ

顎がカクカク鳴る原因は、歯ぎしりや食いしばりが深く関係していることが多く、放っておくと顎関節症へ進行する恐れがあります。

渋谷で顎や歯の違和感を感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。

渋谷の当院では、以下のような対応を行っています

顎関節や筋肉の触診・レントゲンによる診断
オーダーメイドのマウスピース作成
咬み合わせの調整や生活指導
ボトックス注射

「顎の音が気になる」「歯ぎしりを指摘された」という方は、早めの受診で症状の進行を防ぎましょう。

以上今回は顎関節症についてまとめました。

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