2025年8月04日

骨が少ないから諦めて入れ歯に・・・諦めずに1度是非相談してください!!
渋谷歯医者矯正歯科の澤田です。
本日のブログのテーマは『インプラントしたいけど骨が少ないと言われた方へ〜骨造成って?渋谷の歯科医が解説!!』です。
インプラントは歯がなくなった部分に単独で歯を入れることによって他の歯に悪影響を与えず、ご自身の歯とかなり近い状態で噛めるようになる非常に素晴らしい治療です。
ただし、インプラント治療には顎の骨の厚みや高さが十分にあることが必要です。
しかし、骨が足りないからといってインプラントをあきらめる必要はありません。
近年では、「骨造成」という治療を併用することで、多くの方がインプラント治療を受けられるようになっています。
今回は、多数のインプラント治療を行ってきた渋谷の歯科医が、骨造成とは何か・どんな種類があるのか・どんな人に必要かをわかりやすく解説します。
骨造成とは?
骨造成とは、インプラントを支えるための顎の骨を人工的に再生・補強する処置のことです。
加齢・歯周病・抜歯後の放置・事故などが原因で骨がやせてしまっている場合、そのままではインプラントが入れれない、もしくは安定しません。
そのため、インプラント手術の前または同時に「骨をつくる」処置を行うことで、インプラントを入れれるようになったり、長持ちするようになります。
どんな人が骨造成が必要になる?
以下のようなケースに当てはまる方は、骨造成が必要になる可能性があります。
・抜歯してから長期間放置していた
・歯周病で骨が溶けてしまった
・顎が細い・薄いと言われた
・上の奥歯のインプラントで「上顎洞が近い」と言われた
・他院で「骨が足りないからできない」と断られた
当院では、3DCTスキャンで顎の骨の状態を立体的に確認し、必要に応じて骨造成のプランを立てます。
骨造成にはどんな種類がある?
GBR(骨誘導再生法)
最も一般的な骨造成の方法。
骨が不足している部位に人工骨や自家骨(自分の骨)を補填し、特殊な膜で覆って骨の再生を促す方法です。
インプラントと同時に行うことも、前もって骨を増やしてから後日インプラントを行うことも可能です。
GBRの種類の例を以下に記載します。
① リッジプリザベーション
抜歯後の歯槽骨の吸収を最小限にするために行うGBR。
タイミング:抜歯直後に行う。
目的:将来のインプラント埋入のために骨幅・高さを維持。
材料:骨補填材(人工骨や異種骨)+吸収性膜やコラーゲンスポンジ。
② リッジオーギュメンテーション
すでに吸収してしまった歯槽骨を垂直的または水平的に造成するGBR。
タイミング:骨が不足しており、そのままではインプラントが入らないケース。
目的:骨の増量。
材料:自家骨+骨補填材+非吸収性膜(ePTFEなど)やチタン強化膜など
サイナスリフト(上顎洞挙上術)
上の奥歯(上顎臼歯部)にインプラントを入れたいが、上顎洞(副鼻腔)との距離が近く、骨が極端に薄い場合に行います。
上顎洞の底を押し上げ、人工骨などで骨の高さを増やすことで、インプラントをしっかり支えられるようにします。
ソケットリフト(内側挙上術)
こちらも上の奥歯に適応される骨造成法ですが、サイナスリフトよりも骨の残存量がある場合に適応される、比較的低侵襲な方法です。
インプラントを埋入する穴から、上顎洞の底を押し上げるようにして骨を増やす方法で、多くの場合インプラントと同時に施術が可能です。
スプリットクレスト法(骨幅拡大術)
顎の骨の幅が細すぎてインプラントが入らない場合に、骨を割って広げる方法です。
場合によっては同時にインプラントを埋入できます。
骨造成って痛いの?期間はどれくらい?
痛みについて
治療中は局所麻酔で痛みは感じません。
術後は数日間、腫れや軽い痛みが出る場合がありますが、お薬でコントロール可能な範囲です。
治療期間の目安
骨造成を行った場合、骨がしっかりと再生するまでに数ヶ月(3〜6ヶ月程度)待つ必要があります。
その後にインプラントを埋め込むか、ケースによっては同時に処置することも可能です。
渋谷で骨造成・インプラントをお考えの方へ
当院では、CT完備・高精度のシミュレーションソフトを使い、骨の状態を事前にしっかり診断します。
骨が足りないと言われた方でも、骨造成を組み合わせることで治療できる可能性が大いにあります。
骨が少ないから諦めて入れ歯に・・・諦めずに1度是非相談してください!!