2025年8月24日

渋谷歯医者矯正歯科の澤田尚哉です。
本日のブログのテーマは『これだけ読めば完璧!!毎日の歯磨きやセルフケアどうすればいいの?渋谷の歯医者が解説!』です。
「毎日歯磨きをしているのに虫歯や歯周病になってしまった」
「最近ウォーターピック(ジェットウォッシャー)やマウスウォッシュが流行っているけれど、本当に効果があるの?」
そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
実は、毎日のセルフケアの質が、将来の歯の健康を大きく左右します。
今回は、渋谷の歯医者が 正しい歯磨きの方法・ウォーターピック(ジェットウォッシャー)やマウスウォッシュの使い方・電動歯ブラシと普通の歯ブラシの違い をわかりやすく解説します。
毎日の歯磨きの基本
歯磨きの基本は「プラーク(歯垢)をしっかり落とすこと」です。
歯ブラシの当て方や時間によって、落とせる汚れの量は大きく変わります。
大切なことは以下の通りです
・1日2〜3回、特に寝る前は必ず磨く(寝ている間は唾液が減って虫歯になりやすい)
・1回3分以上かけて丁寧に
・歯と歯ぐきの境目を小刻みに磨く
・デンタルフロスや歯間ブラシを併用
▷▷日本歯科医師会の調査では、歯磨きだけで落とせるプラークは全体の6割程度。残りはフロスや歯間ブラシで補う必要があると言われています。
歯磨き方法の種類と特徴
歯磨きの方法には実は種類があります。
🔹 バス法(歯周病予防に最適)

歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを45度に当てる
小刻みに動かして歯周ポケットの汚れをかき出す
歯肉炎や歯周病予防に特に有効
👉 歯ぐきが腫れやすい方、歯周病リスクのある方におすすめ。
🔹 スクラビング法(子どもや初心者向け)

歯ブラシを直角に当てて前後に小刻みに動かす
磨き残しが少なく、簡単で実践しやすい
👉 小児や歯磨き初心者に向いています。
🔹 スティルマン法(歯ぐきマッサージを兼ねる)
歯ブラシを歯肉に当て、回転させるように磨く
歯ぐきをマッサージしながら清掃できる
👉 歯肉退縮や知覚過敏が気になる方に有効。
🔹 フォーンズ法(大きな円を描く)
歯ブラシを大きく回転させるように磨く方法
分かりやすく、子どもに指導しやすい
👉 幼児や仕上げ磨きに向いています。
電動歯ブラシと普通の歯ブラシ、どっちがいい?

患者さんから最も聞かれる質問の一つがこれです。
電動歯ブラシの特徴
・毎秒数千回の振動や回転で効率的にプラークを除去
・力を入れすぎないため歯ぐきを傷つけにくい
・矯正中や高齢で手先が不自由な方におすすめ
普通の歯ブラシの特徴
・値段が安く手軽
・細かい部分のコントロールがしやすい
・正しい磨き方を身につければ十分効果的
Cochrane Review(2014)によると、
電動歯ブラシ(特に回転振動式)は、手用歯ブラシに比べてプラーク除去率と歯肉炎改善効果が有意に高いことが報告されています。
▷▷つまり「どちらでも磨き方次第」ですが、電動歯ブラシの方が効果的で安定した清掃ができるという科学的根拠があります。
実際当院の患者様で歯ブラシの磨き方をお伝えして、ご本人もかなり頑張ってくださったにも関わらず、なかなかプラークが取れなかった患者様が電動歯ブラシに変えたところ、かなりお口の中のプラークが減りました。
フロス・糸ようじ・歯間ブラシの必要性と使い分け
歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れ(約40%)は落とせないといわれています。
そのため、フロスや歯間ブラシは毎日のセルフケアに欠かせません。
🔹 デンタルフロス

細い糸状で、歯と歯の間に挿入してプラークを除去
虫歯予防に最適(特に奥歯の間)
👉 歯と歯の隙間が狭い人におすすめ
種類
ホルダータイプ(糸ようじ):初心者向け、片手で簡単
ロールタイプ:慣れると経済的、細かいコントロールが可能
🔹 歯間ブラシ

ワイヤーに毛がついたブラシを歯間に挿入して動かす
歯ぐきが下がり、隙間が広くなっている人向け
インプラント周囲の清掃にも有効
👉 歯周病が進んで隙間が広い方、ブリッジの清掃に必須
使い分けの目安
隙間が狭い → フロス(糸ようじ)
隙間が広い → 歯間ブラシ
ブリッジ・インプラント → フロス+歯間ブラシ両方
👉 歯科医院で「自分の隙間のサイズ」を測ってもらうと最適なアイテムが分かります。
ウォーターピック(ジェットウォッシャー)は効果ある?
最近SNSでも話題の「ウォーターピック(ジェットウォッシャー)」は、水流で歯間や歯周ポケット内の汚れを洗い流す器具です。
メリット
・歯ブラシで届かない歯間や矯正装置の周りの清掃に有効
・歯ぐきのマッサージ効果
・使い方が簡単で習慣化しやすい
デメリット
・プラーク(バイオフィルム)を物理的に除去する力は歯ブラシやフロスより弱い
・あくまで「補助的なケア」としての役割
👉 ウォーターピックは万能ではなく、フロスや歯ブラシの代わりにはならない点に注意が必要です。
(参考:American Dental Association, 2019「Water Flosser as adjunctive therapy」)
マウスウォッシュの役割
マウスウォッシュは殺菌や口臭予防に有効ですが、歯磨きの代わりにはなりません。
効果
・細菌の増殖を抑え、口臭予防
・一部の製品は歯周病菌の抑制に有効
・爽快感でリフレッシュできる
注意点
・プラークを物理的に落とす力はない
・アルコール入り製品は刺激が強く、口腔乾燥を悪化させることも
👉 毎日の歯磨き+フロスの上に「補助的に使う」のが正しい活用法です。
渋谷の歯医者がすすめるセルフケアの組み合わせ
当院では以下のようなセルフケアを推奨しています。
・毎日の歯磨き(電動歯ブラシ推奨)
・デンタルフロス or 歯間ブラシで歯と歯の間を清掃
・ウォーターピックは補助的に活用(必須ではない)
・マウスウォッシュで仕上げ&口臭予防(必須ではない)
・3〜6ヶ月ごとの定期検診とプロのクリーニング
👉 セルフケアと歯科医院でのメンテナンスを組み合わせることで、虫歯や歯周病を効果的に予防できます。
まとめ〜渋谷でセルフケアの相談をするなら〜
・基本は歯ブラシ+フロス(または歯間ブラシ)
・電動歯ブラシはエビデンスに基づき効果的
・ウォーターピックやマウスウォッシュは補助的に活用
セルフケアは正しく続ければ一生の財産になります。
しかし「自分に合った方法」が分からないままでは効果が半減してしまうことも…。
当院では、患者さま一人ひとりのお口の状態に合わせたオーダーメイドのセルフケア指導を行っています。
渋谷で「正しい歯磨きやセルフケアを身につけたい」と思っている方は、ぜひお気軽にご相談ください。