2025年6月07日

渋谷歯医者矯正歯科の澤田です。
本日のブログのテーマは『歯科治療の痛みの少なさは何で決まる?』です。
歯医者さんのイメージはどうしても『痛い』というものがつきものです。
では少しでも痛みを少なくするために何をしたらいいのでしょうか。
歯科治療ってなんで痛いの?
まず歯科治療がなぜ痛いかなのですが、痛みの原因は大きく2つあります。
①物理的な要因

歯は外側からエナメル質、象牙質、歯髄(神経)の三層構造になっています。虫歯を削る際の振動や熱が伝わるため、神経に近くなればなるほど象牙質にある象牙細管から傷みを感じてしまいます。
②心理的な要因

歯医者では独特のタービンのキーーンという音がより恐怖心を煽り痛く感じさせます。
また、見えない部分を削られるという不安感がより恐怖心を煽ります。皆さん目隠しして歩くとめちゃくちゃ怖いですよね。歯科治療も見えない恐怖は大きく影響します。
どうしたら痛みが少なくなるの?
①物理的な要因の対策
物理的な傷みをなくすために麻酔は必須です。
その麻酔の傷みを軽減するためにどうしたらいいのでしょうか。

・表面麻酔の使用:麻酔で痛いのは針を入れる瞬間です。その傷みを軽減するために表面麻酔を使用しましょう
・細い針の使用:麻酔の針には様々なサイズがありますが細い方が痛みが少ないです。35Gの針を使いましょう
・電動麻酔の使用:麻酔薬を入れる際に強い圧力がかかると傷みを感じます。そのため電動麻酔を使用することによって一定のスピードで入れ傷みを感じさせないようにしましょう
・静脈内鎮静:眠ったような状態で治療できるため、リラックスして治療を受けれます
②心理的な要因の対策
心理的な恐怖心を取るためにはどうしたら良いでしょうか。

・治療内容の事前説明:見えない治療だからこそより不安に感じます。しっかり説明することで安心感を持ってもらいましょう
・治療中の声かけ:何かあったときには治療をストップしてくれるという安心感。また自分からは言い出せなが、聞いてくれたら答えれられるという患者さんは少なくありません。しっかり声かけして不安を取り除きましょう。
怖い、痛いというイメージの歯科治療ですが、不安を軽減したり、傷みを取るためにできる努力はたくさんあります。ぜひそのような努力をしている歯医者さんにいきましょう!!
以上今回は歯科治療の痛みの少なさは何で決まる?でした。
また次回のブログもお楽しみに!