2025年9月02日

渋谷歯医者矯正歯科の澤田尚哉です。
本日のブログのテーマは『歯に悪い習慣とは?渋谷の歯医者が教える虫歯・歯周病を招くNG行動』です。
「毎日歯磨きをしているのに虫歯や歯周病になってしまう」
そんな方はいませんか?
実はその原因、普段の生活習慣に隠れていることがあります。
歯は毎日の積み重ねで守られる一方、ちょっとした悪習慣が歯の寿命を大きく縮めてしまうのです。
今回は渋谷の歯医者が、知らず知らずのうちにやってしまいがちな「歯に悪い習慣」とその改善方法を解説します。
1.ダラダラ食べ・間食のしすぎ
お菓子やジュースを少しずつ長時間かけて摂る「ダラダラ食べ」は、虫歯リスクを大きく高めます。
なぜなら、口の中は飲食後に酸性に傾き、歯のエナメル質が溶けやすくなるからです。
通常は唾液の働きで中和されますが、間食が多いと回復する暇がなく、虫歯になりやすい環境が続いてしまいます。
以前ダラダラ食べることについてブログを書いたのでよければそちらもご覧ください。
https://shibuya-haisha.com/column/%e3%81%aa%e3%81%9c%e3%81%97%e3%81%a3%e3%81%8b%e3%82%8a%e6%ad%af%e7%a3%a8%e3%81%8d%e3%81%97%e3%81%a6%e3%82%82%e8%99%ab%e6%ad%af%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e3%81%ae%ef%bc%9f%e5%8e%9f%e5%9b%a0%e3%81%a8/
👉 ポイントは「食べる回数を減らす」こと。甘い物はまとめて摂り、その後は水やお茶で口をすすぎましょう。
2.強すぎる歯磨き・間違ったブラッシング
「ゴシゴシ磨いたほうが汚れが落ちる」と思っていませんか?
実は力を入れすぎると、歯ぐきが下がったり、歯の表面が削れて知覚過敏の原因になります。
歯磨きは 力よりも“当て方”が大切。
歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを軽く当て、小刻みに動かす「バス法」が推奨されています。
こちらも詳しくブログにまとめているのでご覧ください。
https://shibuya-haisha.com/column/%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%a0%e3%81%91%e8%aa%ad%e3%82%81%e3%81%b0%e5%ae%8c%e7%92%a7%ef%bc%81%ef%bc%81%e6%af%8e%e6%97%a5%e3%81%ae%e6%ad%af%e7%a3%a8%e3%81%8d%e3%82%84%e3%82%bb%e3%83%ab%e3%83%95%e3%82%b1/
👉 電動歯ブラシを正しく使うのも効果的です。
3.就寝前の飲食・歯磨き忘れ
寝ている間は唾液の分泌が減るため、虫歯や歯周病菌が繁殖しやすくなります。
特に「夜食やお酒を飲んでそのまま寝てしまう」のは大きなリスク。
👉 寝る前の歯磨きは絶対に欠かさないこと。
これだけで虫歯・歯周病の発症リスクは大きく下げられます。
4.口呼吸の習慣
鼻ではなく口で呼吸する習慣も歯に悪影響を与えます。
・口の中が乾燥し、唾液による自浄作用が働かない
・虫歯や歯周病、口臭のリスクが上がる
・歯並びや顎の成長にも悪影響を与える(特に子ども)
👉 日常的に口呼吸をしている方は、耳鼻科や歯科で原因を確認することをおすすめします。
5.歯ぎしり・食いしばり
ストレスや睡眠中の癖で「歯ぎしり」「食いしばり」をしている方も要注意です。
・歯のすり減りや亀裂
・知覚過敏
・顎関節症のリスク
👉 就寝時にマウスピースを装着することで歯を守ることができます。
6.喫煙・過度な飲酒
タバコに含まれる有害物質は歯ぐきの血流を悪化させ、歯周病を進行させる最大のリスクです。
また、歯の着色や口臭の原因にもなります。
アルコールも過剰に摂取すると、口腔乾燥や歯ぎしりの誘発につながります。
👉 健康面とあわせて、お口の環境を守るためにも禁煙・節酒は大切です。
7.無意識のクセ(頬杖・舌癖・片側噛み)
頬杖 … 顎の骨格や歯並びにゆがみを与えます。お顔が歪んでいきます。。。
舌癖(舌で歯を押す癖) … 出っ歯や開咬の原因になります。
片側噛み … 顎関節に負担がかかり、咬合バランスが崩れます。片側の歯だけすり減っている人は要注意です。
👉 これらの癖は自分では気づきにくいため、歯医者でチェックしてもらうのが有効です。
渋谷の歯医者が提案する「歯を守る生活習慣」
歯に悪い習慣を避けるだけでなく、次のような工夫でお口の健康を守れます。
・食後30分以内に歯磨き+フロス
・寝る前の歯磨きは必ず実施
・定期的な歯科検診・クリーニング(3〜6ヶ月ごと)
・ストレスマネジメントで歯ぎしり予防
・禁煙・節酒で歯周病リスクを軽減
まとめ|歯に悪い習慣を見直して将来の健康を守ろう
ダラダラ食べ、強すぎる歯磨き、就寝前の飲食などは虫歯・歯周病の原因になります。
口呼吸や歯ぎしり、喫煙といった生活習慣も歯の寿命を縮めます。
渋谷の歯医者では、患者さん一人ひとりに合わせて生活習慣改善のアドバイスを行っています。
歯は一度失うと二度と戻りません。毎日の生活を少し工夫するだけで、10年後、20年後の自分の歯を守ることができます。
渋谷で「歯に悪い習慣を改善したい」「虫歯や歯周病を予防したい」という方は、ぜひ当院までお気軽にご相談ください。