2026年1月21日

渋谷歯医者・矯正歯科の澤田尚哉です。
本日のブログのテーマは
『歯ぎしり用のマウスピースって必要?保険でできるの?|渋谷の歯医者が解説』です。
歯医者さんに行くと「歯ぎしりしてますね・・・」「食いしばってますね・・・」『マウスピース(ナイトガード)を作りましょう。』
このように言われた方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
渋谷で歯医者をしていると、
「以前マウスピースを作ったけど、気持ち悪くて使ってない。。。」
「ナイトガードしないとダメですか?」
というお言葉をよく聞きます。
歯ぎしり(ブラキシズム)は自覚しにくいものの、歯や顎に大きなダメージを与えることが分かっています。
この記事では
・歯ぎしり用マウスピース(ナイトガード)は本当に必要なのか
・保険で作れるのか
・どんな種類があるのか
・費用はどれくらいか
などを解説していきます。
歯ぎしり(ブラキシズム)とは?何が悪いの?

歯ぎしりとは、睡眠中や無意識のうちに、歯を強く噛みしめる、ギリギリと擦り合わせるといった癖のことを指します。
特に多いのが就寝中の歯ぎしりで、体重の2〜5倍もの力が歯にかかることもあります。
その結果、次のようなトラブルが起こります。
・歯がすり減る・欠ける・割れる
・詰め物・被せ物が壊れる
・歯周病の進行
・顎関節症(顎の痛み・口が開きにくい)
・知覚過敏
・頭痛・肩こり
このようなトラブルを引き起こすため、適切なコントロールが必要です。
ナイトガードとは?歯ぎしり用マウスピースは必要?

ナイトガードとは、睡眠時の歯ぎしり(睡眠時ブラキシズム)による咬合力から、歯。補綴装置(被せ物)。歯周組織。顎関節を保護するために、夜間に装着する装置のことです。
睡眠中の歯ぎしりは、かなり強い咬合力を歯や被せ物にかけてしまいます。
ナイトガードはその力を緩衝して保護してくれます。
ナイトガードは必要かについては、結論歯ぎしりが確認された場合はマウスピースの使用を強くおすすめします。
現状、歯軋りを治す方法は見つかっていません。しかしながらそれを放置すると、歯や顎関節には強い負担をかけてしまいます。
ナイトガードは「歯を守る装置」として、とても大切です!!
歯ぎしり用マウスピースは保険でできる?どんな種類があるの?費用は?
歯軋り用のマウスピースは保険で作成可能です!
種類としては
・ハードタイプスタビライゼーションスプリント(臨床で1番使われている)
・ソフトスプリント
・下顎前方誘導装置(オーラルアプアライアンス)
など様々です。
費用に関してはおおよそ、2500〜5000円程度です。
睡眠時ブラキシズムの原因は?
睡眠時ブラキシズムは睡眠が浅い時に起こります。
睡眠時ブラキシズムの発症原因は不明ですが、増悪させるリスクファクターはいくつか挙げられています。
・精神的なストレス
・アルコール、カフェイン、ニコチン、ドラッグ
・就寝前の行動(テレビ鑑賞、食べ物の大量摂取など)
・不正咬合
これらが、睡眠時ブラキシズムを悪化させると考えられています。
歯軋りをする方はこのようなことに注意しましょう。
ナイトガードのよくある質問(Q&A)
Q. 毎日つけないとダメ?
A. 基本的には就寝時は毎日装着をおすすめします。
Q. 違和感はある?
A. 最初はありますが、1〜2週間で慣れます。
Q. どれくらいで作れる?
A. 型取り後、1〜2週間程度が一般的です。
まとめ|歯ぎしりは「放置しない」が一番大切
歯ぎしりは自覚しにくいです。
しかし、確実に歯を壊していきます。
歯が削れてからでは元に戻せません。
少しでも気になる方は、早めに歯科医院で相談することが、将来の歯を守る一番の近道です。
ご自身で気が付かない場合でも、歯科医の先生ならお口の中を見ると歯軋り、食いしばりがあるか判断ができます。
渋谷で歯ぎしり・マウスピースについてお悩みの方は、ぜひ一度、ご相談ください!
参考文献:ナイトガードーエビデンスに基づいた睡眠時ブラキシズムの診断・治療ー