2025年6月30日

渋谷歯医者矯正歯科の澤田です。
本日のブログのテーマは『ガミースマイルとは?原因と治療法を渋谷の歯医者が徹底解説!』です。
「笑ったときに歯ぐきが見えて気になる」
「写真に写る自分の笑顔がコンプレックス」
このお悩みは、ガミースマイルというものかもしれません。ガミースマイルは治療可能です!!
今回は、渋谷の歯医者が、ガミースマイルの原因・治療法・注意点について分かりやすく解説します。
ガミースマイルとは?

ガミースマイル(gummy smile)とは、笑ったときに上唇が大きく上がり、歯ぐき(歯肉)が過剰に見える状態を指します。
一般的に、笑った際に歯ぐきが3mm以上露出している状態をガミースマイルと呼ぶことが多く、見た目に違和感を感じる方が多いです。
ガミースマイルの原因は?
ガミースマイルの原因は一つではなく、骨格・筋肉・歯の位置・歯茎の形状など複数の要素が関係します。
解決方法にも触れますが、後ほど詳しく説明します。
① 歯の位置・歯茎の長さ(受動的萌出遅延)の問題
一番多いパターンで、歯が短い(歯の縦長ではなく正方形のような形をしている。)あるいは歯が歯ぐきに深く埋まっている状態(受動的萌出遅延)では、笑った際に歯ぐきが目立ちやすくなります。
これらは歯茎を切除したり歯冠長延長術によって修正します。
②骨格性の問題(上顎前突)
上顎の骨が前方・下方に突出している場合、唇が持ち上がりやすく、歯茎が目立ちやすくなります。
これらは矯正や場合によっては外科手術を行なって修正します。
③ 筋肉の過活動(上唇挙筋の発達)の問題
笑うときに唇を引き上げる筋肉(上唇挙筋)が過剰に働くことで、歯ぐきが大きく露出します。
これらはボトックスにより筋肉の働きを弱めることで処置します。
④ 不適切な被せ物・矯正後のバランスの問題
過去の治療や矯正で歯の位置や歯肉のバランスが崩れた場合も、ガミースマイルが悪化することがあります。
こちらは被せ物のやり変えなどで修復します。
ガミースマイルの治療法は?
原因に応じて、以下のような治療法が選択されます。
当院では、患者さまの状態に合わせた診断と適切な治療を行っています。
① ボトックス注射(軽度の場合)
上唇を持ち上げる筋肉にボツリヌス毒素製剤を注射し、筋肉の働きを弱めることで、歯ぐきの露出を抑えます。
手軽・痛みが少ない・短時間で完了というメリットがありますが、効果は3〜6ヶ月程度で持続性はやや短いです。
② 歯冠長延長術(クラウンレングスニング)
歯茎を少しカットして、歯の長さを適正に見せる治療。歯が小さく見えてしまう場合に有効です。
歯茎のみの切除で終わる場合と、人によっては中の骨を少し削る場合もあります。3DCT撮影により判断します。
外科処置になるデメリットはありますが、オペ当日から改善が見られ、その状態を維持することが可能なため1番希望される方が多い処置になります。
③ 矯正治療(骨格や歯並びの調整)
上顎の位置や前突が原因の場合は、ワイヤー、インビザラインなどの矯正治療(インプラントアンカー併用の場合も多い)で、歯と骨の位置を調整することでガミースマイルを改善できます。
軽度から中等度のガミースマイルには特に有効です。期間がかかるのがデメリットです。
④ 外科的手術(重度の場合)
重度の場合は外科手術の適応です。上顎骨を一部切除・再配置するLe Fort I型骨切り術などが行われることもありますが、高額かつ侵襲的なため、慎重な検討が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ガミースマイルと一言でいってもいろいろな原因、治療方法があります。
渋谷歯医者矯正歯科では、審美・矯正・外科・ボトックスまで含めたトータルなガミースマイル治療をご提供しています。
どの治療が自分に合うかわからない。目立たない矯正で改善したい。
そんな方でも安心して受診いただけるよう、無料カウンセリングも行っています。
また、渋谷駅近・夜も21時まで診療しており、仕事帰りでも通いやすいです。
もし何かお悩みがある際は是非当院にお任せください。