2025年6月18日

渋谷歯医者矯正歯科の澤田です。
本日のブログのテーマは『インプラントとブリッジどっちがいいの?費用・期間・耐久性徹底比較』です。
以前の投稿で歯を抜いた後の治療法について投稿しましたが、今回はインプラントとブリッジにスポットを当てて見ていこうと思います!!
渋谷の歯医者として日々患者さんに説明している内容を、この記事を読むだけで理解してもらえるように、インプラントとブリッジの違いをわかりやすく解説し、どんな方にどちらが向いているのかを丁寧にご紹介します。
インプラントとは?

これは前回の復習にもなりますが、
インプラントとは、歯を失った部分に人工の歯の根(インプラント体)(チタン・ジルコニア)を埋め込み、その上に人工の歯(セラミックなど)を装着する方法です。
メリット
健康な歯を削らずに治療できる
噛む力や感覚が天然歯に近い
見た目が自然で審美的
しっかりケアすれば20年以上の耐久性がある
デメリット
外科手術が必要
治療期間が数ヶ月かかる(6〜12ヶ月)
自費診療のため費用が高め(40万〜60万円/本が相場)
ブリッジとは?

ブリッジとは、両隣の歯を削って土台にし、人工の歯(銀歯、セラミックなど)を固定する方法です。
メリット
固定式で違和感が少ない
比較的短期間で治療が完了(3〜4週間程度)
保険診療での対応も可能(自費治療でも選択可能)
デメリット
両隣の健康な歯を大きく削る必要がある
土台の歯に大きな負担がかかり、将来的にトラブルの可能性
歯と歯の間の清掃がやや難しい
インプラント・ブリッジ徹底比較
それではインプラントとブリッジを徹底比較していきましょう。
①費用
インプラント
自費治療のみ
相場は40万〜60万
骨がない場合骨を足すオペがあるため追加で費用がかかる。
ブリッジ
保険・自費選択可
保険の場合は銀歯メインで費用は2万円弱
自費治療の場合はセラミックの白い歯で30〜40万程
②耐用年数
インプラント
現在の歯科治療の中では比較的高い耐用年数です。
10年で90%ほどと言われています。
かなり高い耐用年数ですが一方で10%の確率でインプラントは10年間持たないことを意味しています。
インプラントは永久ではないことも理解が必要です。
ブリッジ
10年間の生存率は50%ほどで、保険のブリッジの寿命は7〜8年と言われています。
③治療期間
インプラント
インプラントは骨がないとできない治療になるため、抜歯後骨ができるため3〜6ヶ月、ネジを入れてから骨と結合(オッセオインテグレーション)するために3〜6ヶ月待たないといけません。トータルで6〜12ヶ月かかります。
ブリッジ
一般的に3〜4週間でできます。抜歯して歯茎が下がっているケースについては追加で1〜2ヶ月まつ場合もあります。
④周囲の歯への影響
インプラント
単体で完成するので周囲の歯に影響はありません。
むしろ噛み合わせる歯や横の歯が倒れてくるのを防いでくれます。
ブリッジ
両サイドの歯を削らないといけないため、両サイドの歯の寿命が短くなるだけでなく、3本分の力を2本で支えるために大きく負担がかかってしまいます。
⑤噛む力は?
インプラント
ご自身の歯の力の約80〜90%ほどの感覚と言われています。
ブリッジ
ご自身の歯の力の約50〜60%ほどの感覚と言われています。
⑥外科処置の有無
インプラント
外科処置は必須です。
ブリッジ
歯を削る必要はありますが外科処置は必要ありません。
まとめ
歯を失った後の治療方法は、長く噛めて使える歯を目指す上で非常に重要です。
インプラントもブリッジも一長一短があり、年齢・口腔内の状態・ライフスタイルに合わせた選択が大切です。
渋谷で信頼できる歯医者をお探しなら、ぜひ当院へ。
無料カウンセリングや治療相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。